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水野けんじ 活動手帖

新しい阪南市をともに築こうとする、水野けんじと周辺の人々のブログ

9/26「『総合こども館』市民による自主学習会」に参加しました。

Category水野けんじの声
9/26(月)にサラダホール(小)ホールにて開催されました、
仮称『総合こども館』市民による自主学習会
~専門家が語る。このままでいいの?~ 
に福祉の専門家として参加させていただきました。

会場内には約130名の市民の方々、
お子さんを連れたお母さん達も多数お越しになり、
用意された席が後方まで埋まる程の大盛況で、
改めてこども館計画への市民の方々の関心の高さについて、
重く受け止める機会となりました。

まずは「幼児教育」の観点からの、
丁子かおる先生(和歌山大学教育学部准教授)のお話では、
これまで阪南市の公立幼稚園保育所で行われてきた教育や保育が、
「幼稚園教育要領」や「保育所保育指針」という
文部科学省や厚生労働省による教育•保育の方針を踏まえ、
遊びや環境を通じ総合的に行われ、
「子どもたちの心の育ちを大切にした乳幼児教育」を実践されてきたこと。

それに加え、子ども達が生活する文化(地域)での必要な知識は、
保護者や地域の人たちのお力添えによって
自然な形で学んで来れてきたという事を、再認識する事が出来ました。

丁子先生からの提言としては、
『総合こども館問題』については、
「子どもを最優先に考えてください。Children First!」だと。

また、
■幼児教育・保育は、子どもたちの生涯に大きく影響すること。
(経済学的にも、就学前教育の重要性は明らかにされており、
 幼児教育への1ドルの投資が、将来の税収7ドルを生む)
■保護者の園への不信は、子どもに伝わり、保育を困難にする…。
 保護者の信頼と協力があってこそ、
 園の保育は子どもたちの目を輝かせ、豊かな育ちにつながる。
■次世代を担う「豊かな子供を育てることを第一に」、
 市民と行政が十分に時間をかけて話し合いを行い、
 根気強く考えることが唯一の解決策である

などのお話があり、公立幼稚園保育所は、
子どもの主体性を重視し、ゆったりとした保育環境であるからこそ
全ての子どもたちが豊かな身体と心を育てる事が出来る。
乳児期•幼児期の環境、将来のビジョンを持った幼児教育やまちづくりが、
生涯における人格形成にとっていかに重要で、かけがえの無いものである事かを
再確認することができました。

次に「建築」の観点からは
岩狹匡志さん(大阪保育運動連絡会副会長)のお話がありました。

阪南市の公立幼稚園保育所が築40数年であることから、
建築学会の標準的な計画併用年数は65年とされていることを踏まえ、
阪南市の事情と当面の安全性の確保の点からいえば、
既存施設の耐震化こそが現実的な選択肢であることが、指摘されました。
 
既存施設の耐震診断については平屋建築の耐震補強となり、
耐震済みのまい幼稚園を除く6園を工事しても、
単純計算で3億円程度で済むのではないか。
大阪府内の多くの自治体の工事は園を使用しながらの工事が主流であり、
代替地も不要であるとのこと。

また、全国の施設調査の中でも子どもが200名以上の施設は、
保育所等で2.8%、認定こども園で3.6%と、圧倒的に少ない中、
なぜ阪南市で極めて特殊な600人以上の施設にするのか、
非常によく考える必要がある。
 
子どもが減っているからと子どもの施設を減らしていけば、
さらに子育てしにくくなり将来のまちづくりの視点からも悪循環になる。
子どもを産みやすく育てしやすい環境について、
もっと真剣に考えないといけない、と言うお話がありました。

最後に「福祉の観点から」ということで、
水野より現在阪南市の現状や地域での問題点をお話した上で、
これから先に阪南市の将来にとって必要な事、
地域を基盤とした、子どもから高齢者までが繋がり合える、
支え合えるまちづくりの重要性について、お話をさせて頂きました。

質疑応答を終えた後、
会の最後に1つだけとお母さんからご質問があり、
「こども館は必要ですか?『YES』か『NO』でお答えください」
という問いかけがありました。

「もちろん『NO』です!!」と強く訴えさせて頂きました。

育児の最中に開催を企画し、専門家の先生方をお招きし、
私自身も一市民として貴重なご意見を伺える機会を下さった
お母様方の頼もしさへ感謝するとともに、
会場で遊んでいる子ども達の声や姿を伺いながら、
阪南市の未来を、そして子ども達の笑顔を守るべく、
全力で進めなくてはいけないと強く感じました。

議会終了後に駆けつけられ、
早速行政からの問題点をお話しくださいました岩室議員、
玄関先では、手作りの応援チラシで支援を呼びかけて下さっているお母さん方の姿もあり、
「こども館反対」を通じたご縁と絆を強く感じる、学びの日となりました。

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Comment 2

Name - 緑ヶ丘 男性  

Title - 

2016.10.17 Mon 14:18

私も、学習会に参加しました。どのお話もとてもわかりやすかったです。総合子ども館の問題点と代替案がよくわかりました。中身の要約をまとめていただき復習できました!ありがとうございます(*^_^*)

Edit | Reply |  

Name - 水野けんじ  

Title - Re: タイトルなし

2016.10.18 Tue 06:23

コメントをいただきまして誠にありがとうございます。
私自身も非常に学ばせて頂く事が多く、また参加された市民の皆様にとって有意義な時間となりました事、会を企画し開催に結びつけて下さった会の皆様に感謝しております。
総合子ども館計画の問題点につきましては、今一度、住民一人一人が考え、課題に向き合うべき時であると考えます。
「地域の絆」をいかにして守るのか、子どもたちの未来がかかって参ります。
貴重なご意見をいただきまして、有り難うございました。

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